◆オープンセッション
日時:令和7年9月14日(日)10:00~12:00(受付9:30~)
場所:丹波篠山市民センター多目的ホール
テーマ:「日本の美しい農村、未来へ」
オープニング:こども親善大使の発表
伝統芸能披露(デカンショ踊り)
丹波焼の体験発表(窯元の親から子への継承)
基調講演:佐々木雅幸氏 大阪市立大学名誉教授・大阪大学招聘教授
テーマ「創造農村の持続的発展に向けて」佐々木雅幸氏(大阪市立大学名誉教授)(30分)
パネルディスカッション(60分)
登壇者:中西薫氏(まちなみアートフェスティバル実行委員長)
市野達也氏(丹波立杭陶磁器協同組合理事長・兵庫陶芸美術館副館長)
ジョン・ビョンホン氏(サブネットワークコーディネーター:韓国・晋州市)
タラ・プール氏(フォーカルポイント:オーストラリア・バララット市)
コモル・コンチャロエン氏(陶芸家:タイ・チェンマイ市)
ファシリテーター:佐々木雅幸氏(大阪市立大学名誉教授)
クロージング:丹波篠山宣言
閉会:開会メッセージ 実行委員長 市野達也氏

佐々木 雅幸 氏
大阪市立大学名誉教授・大阪大学招聘教授 丹波篠山市日本遺産・創造都市推進委員会顧問
京都大学博士(経済学)。創造都市研究の日本とアジアにおける第一人者であり、創造都市ネットワーク日本の顧問として,ユネスコ創造都市ネットワークや全国各地の創造都市の取組を支援している。2008年度から2010年度まで文化経済学会<日本>の会長を務め、現在は顧問。2010年に国際学術誌City, Culture & SocietyをElsevier社から発刊し、初代編集長を4年間務めた。金沢大学経済学部では地域経済論を担当して、石川県内各地の内発的発展を支援し、特に金沢市では市長アドバイザーとして、ユネスコ創造都市ネットワークへの加盟を推進して、創造都市推進委員会副会長を務め、2015年には日本最初のユネスコ創造都市総会を金沢市で成功させ、2020年には金沢市文化賞を受賞した。また、神戸市、名古屋市、札幌市、浜松市、丹波篠山市、山形市、岡山市等のユネスコ創造都市ネットワークへの加盟を支援して、2019年には山形市長より感謝状を受けた。大阪市立大学では大学院創造都市研究科及び都市研究プラザの立ち上げに加わり、2007年度から5年間、文部科学省グローバルCOE「文化創造と社会的包摂に向けた都市の再構築」拠点リーダーを務め、同志社大学では私立大学戦略的研究により創造経済研究センターの立ち上げに協力した。文化庁では京都分室で文化芸術創造都市振興室長、地域文化創生本部で主任研究官を務め、文化庁の京都移転と国立工芸館の金沢移転を推進した。
【受賞】1999年 金沢市文化活動賞・2003年 日本都市学会賞 (『創造都市への挑戦』に対して)・2020年 金沢市文化賞

中西 薫 氏
丹波篠山・まちなみアートフェスティバル実行委員長丹波古陶館・篠山能楽資料館 館長
「丹波篠山・まちなみアートフェスティバル」は、2009年9月に、国重要伝統的建造物群保存地区「河原町妻入商家群」の美観エリアを中心として、町並み保存に取り組まれた方々と、この町屋という空間に魅力を感じてきたアーティストの思いが一つになり、誕生しました。来年2026年には記念すべき第10回を迎えます。招待作家、丹波篠山市ゆかりの作家、丹波地方(京都府/兵庫県)の作家が、それぞれ磨き上げた感性や技術の結晶を、古建築に融合させるかたちで表現されます。 町並みは無電柱化が整い、催しのない時期にも、若い人々が散策される姿が増加しています。「町屋が美術館に変わる」をスローガンとして、継続してきた本祭典。今後の展開についても、このシンポジウムでお話しすることが出来ればと思います。

市野達也氏
丹波立杭陶磁器協同組合理事長・兵庫陶芸美術館副館長
「こらからの丹波焼」と題して、丹波焼の郷の取り組みと展望をお話しいただきます。
≪丹波篠山宣言≫(案)
「持続可能な創造村に向けてTowards the sustainable and creative rural village」
1伝統文化の次世代への継承と再創造
Inheriting and recreating traditional culture for the next generation
先人から受け継いだ丹波焼をはじめ日本古来の伝統文化を次世代に継承するため、小中学校のふるさと教育や子どもワークショップを通じて触れる機会を作り、工芸家が誇りを持って極めている姿から子どもたちが憧れを持って誇りを受け継ぐことを促す。また、伝統工芸から新しいライフスタイルに適応したデザインを提案することで、創造的な発展をめざしこれからの時代に受け継いでいく。
2古民家や窯元など歴史的文化資産を基盤にした創造的地域の形成
Formation of the creative region based on historical and cultural assets such as old houses and pottery makers
歴史的なまちなみの城下町や宿場町を中心に古民家ホテルやゲストハウスが開業し、民間事業者や地域住民の創意工夫によるまちづくりは成功事例であり、日本で最も先駆的な取組みを丹波篠山市から発信していく。また、歴史的なまちなみとアートが融合した「まちなみアートフェスティバル」も市民の力で盛り上がってきており、持続的発展の価値ある取り組みを支援する。
さらに、丹波焼最古の登り窯をはじめ各窯元が守り受け継いだ窯など歴史的文化遺産が基盤となって、創造的な地域コミュニティが形成され支え合ってきた強みがあり、これらの基盤を守り活かすことこそが創造農村を未来へ受け継ぐ鍵であることを再認識し、これから100年先まで持続可能な創造農村を実現していく。
3クリエイティブツーリズムやアーティストインレジデンス(AIR)による芸術文化の振興と人材育成
Promoting arts and culture and developing talents through creative tourism and artist-in-residence programs
窯元での陶芸体験や郷土料理と丹波焼の器を用いた食事など創造的な文化体験を提供する「陶泊」などは海外から高く評価されており、本質的な文化を知ってもらうためクリエイティブツーリズムを推進する。これを発展させて海外から長期間工芸家やアーティストが滞在して技術を学び交流するアーティスト・イン・レジデンスの実現をめざし、さらなる芸術文化の振興と人材育成を図る。
4工芸や特産物などの資源を活かした農村文化と経済の好循環
A virtuous cycle of rural culture and economy utilizing resources such as crafts and local specialties
農村文化を守ってきた歴史の中で、収穫に感謝する祭礼や収穫した農作物や食事で使うための陶器などが育まれてきたことを鑑み、創造農村に結びついた質の高い農産物や工芸や観光などの産業を付加価値化して促進することで経済の好循環を生み出す。近年、様々な工芸家が移住され、工芸家が協力し合ってワークショップやオープンファクトリーに取り組む「クラフトヴィレッジ」も盛況でありこれらを支援する。
5創造農村と国内海外の創造都市交流によるユネスコ創造都市ネットワークの強化
Strengthening the UNESCO Creative Cities Network through exchanges between creative rural villages and creative cities in the world
創造農村と世界の創造都市との相互交流を強化することによって、それぞれの強みを活かし持続可能な発展の相乗効果が発揮できるため、様々な交流機会を通じてユネスコ創造都市ネットワークの強化に貢献する。
コラボレーション企画
食文化創造都市と丹波焼の器とのコラボレーション
日時 令和7年9月14日(日) 12:00~13:30
場所 市民センター 1多目的ルーム2・3、ギャラリー、和室
*内容:郷土料理のふるまい(鶴岡市・食文化)(臼杵市・食文化)(丹波篠山市)
☆メニュー:たち丼(臼杵市)、芋煮のテリーヌ(鶴岡市)、
つや姫とだだちゃ豆のプリン(鶴岡市)、しし汁(丹波篠山市)
◆エキシビション(各創造都市紹介)
世界の食卓

各創造都市紹介
日時 令和7年9月9日(火)~14日(日)
場所 市民センター 1階ギャラリー
*内容:各創造都市の紹介、各創造都市の工芸作品等展示
